知識は荷物になりません。あなたを護る懐刀。

昔どこかで聞いたそんなフレーズが思い浮かんだ。

貧弱な本屋店主が、半強制的にダンジョンに潜ることになる話。
言ってしまえば、ただそれだけのファンタジーなのに、どんどんと引きこまれてしまう。

最近のダンジョン系の流行りだと「ダンジョン飯」や「メイドインアビス」があるが、
共通しているのはそのダンジョンの世界観がしっかりと描かれていること。
この「本屋の店員が~」もまさにそう。
世界観が確立しているからこそ、知識を武器にする構図も映える。

この作者、ただものじゃないよ!

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