ストーリー、キャラクター、設定、全てがストライクでした。背景にずっと響いているヒグラシの声と彼岸花、田舎の風情も情景深い。素直に出会えてよかった作品です。
キャッチコピーの「ぼくのおねえちゃんは女子中学生だ。観賞用の、女子中学生だ」という言葉に引き寄せられて、読んでみた。 主人公「まーくん」と「お姉ちゃん」が楽しげに遊んでいながらも、いなくなって…続きを読む
ひぐらしの鳴き声が登場するホラー風味の作品と言えばそれだけで期待感を持ってしまう。たとえばそれは『イリヤの空、UFOの夏』がそうであったし、また表題そのものがずばりである『ひぐらしのなく頃に』も思…続きを読む
僕には6人の姉がいた――という場面から始まる短編小説。全く、どこに着地するのか分からないストーリーに、ぐいぐいと引き込まれました。一体、どうしたら、こういう話を思いつくのでしょうか。作者独自の世…続きを読む
せつなくて悲しい物語です。序盤はほのぼのとしていますが、『ぼく』には異様な役割があることが明かされていきます。そして姉たちにも……。SF的な設定があり、それが異様な役割、異様な姉たちの関係をつ…続きを読む
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