息がつまりそうな、異常な箱庭世界。淡々と描かれているのが切なくて、印象に残る作品。SFの世界を堪能できました。
何か書きます。西洋史とかクラシック音楽とかが好き。
サクサクと読めて、全体的に流れる仄暗さや後ろめたさ、禁忌感が美しいお話でした。残酷描写あり、とのことでしたが、そこまで問題があるほどではなく、必要な描写だったと思います。虚無感に包まれるラストに胸が…続きを読む
ひぐらしの鳴き声が登場するホラー風味の作品と言えばそれだけで期待感を持ってしまう。たとえばそれは『イリヤの空、UFOの夏』がそうであったし、また表題そのものがずばりである『ひぐらしのなく頃に』も思…続きを読む
ストーリー、キャラクター、設定、全てがストライクでした。背景にずっと響いているヒグラシの声と彼岸花、田舎の風情も情景深い。素直に出会えてよかった作品です。
この作品は異様な光を放っている。ジャンルも説明もホラーだと思っていたら、違った。 これは悲しい、哀しい、SFファンタジーだ。 のどかな情景描写がある分、SFの残酷さが際立っていて、「主人公」や…続きを読む
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