究極のポーター　最弱の男は冒険に憧れる

とても面白かった！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（1344文字）

ダンジョン系の作品は、話が進みそうで、進まないものもよく見られ、ステータスばかり見せられるのが自分には向かないと思っていましたが、この作品は、話がよく進むので、むしろ伏線にもなっているのが面白いです。

冗長的にならないことに気を配られている感じがしています。

転生ものでも珍しいステ振り。”これ、どうすんの？”と思っていたら、様々な仲間との交錯を含め、予想しない展開で最後まで一気に読めました。もっと長編にできる内容だと感じますが、そこは、作者さんの他の作品で楽しませてもらおうと思います。ありがとうございました。

一気に読んでキレイに終わったなあと思って作者ページをみると、千のスキルを持つ男と同じ人が書いていた。あの作品もしっかりと完結していたし、その点は信用できる作者なんだろうと思う。主人公がオールマイティ無双マンな作品は好きではないので読んでみたが、ちゃんと仲間キャラが活躍しピンチもあり期待通り。主人公は強烈な個性や感情を持っていないが、情景や人物に印象に残るものが多く薄さは感じない。植村直己の冒険記を思い出す氷原のシーンが楽しかった。

面白かった！人との出会いや冒険の数々、何回も泣いては突っ込んで、一気に読んでしまいました。こんな冒険がしたいと思います。

強さにもいろいろある！
って感じですね。
あまり、深刻すぎる危機とかはないので、わりと、お気軽に冒険譚を楽しめるかなー？
サクサク読めて面白かったです。

ドラクエの気配がします。面白いから、ミテミロリン🎵😁

レビューでネタバレをするカスがいるので、ここを参考に読んでみようかな？という方はご用心ください。
作品については、主人公にほどよくハンディキャップがあるので、巷に溢れるバカ系俺TUEEEEで感じるようなストレスが少なく、心地よいです。