何を書いてもネタバレになりそうなので一言だけ。怖いのは艶夜様ではない・・・
一気読みしてから再度しみじみと読み直し、余韻にひたっていましたが、もっと評価されてほしいと感じたので拙いながらもレビューします。いろいろ考えたのですが、この作品は、過去の作品にも例えられないとても…続きを読む
これは凄すぎると思いました。舞台設定から人の心の機微に至るまで、あまりにも繊細で丁寧。おぞましい物語であるというのに、甘美で蠱惑的な文章が読者を魅了し、あれよあれよという間に物語の世界に引き込…続きを読む
藤をみかけるたびにこの小説を思い出して読みにきています。説明がなくとも花の美しさがわかる喜び、日本人の感性にうったえる作品だと思います。しみじみと美しくしみじみと恐い・・・とても好きです
なんと怪しく美しく残酷な世界観!文語体でつづられながらも流れるような文章は声にだして読みたくなります。「きれい」と「きれい」のあいだに「こわい」が顔をのぞかせて、ぞくっときます。恐怖も薄ら寒さも…続きを読む
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