いつ殺されてもおかしくない女奴隷の独白でつづられる恐怖譚。一見すると舌を食べる艶夜様が怖いように見受けられるがけなげで純愛に生きる主人公が一番不気味に思えるのは私だけだろうか。震えながら結末を見届けたい。
藤をみかけるたびにこの小説を思い出して読みにきています。説明がなくとも花の美しさがわかる喜び、日本人の感性にうったえる作品だと思います。しみじみと美しくしみじみと恐い・・・とても好きです
王道のじれじれLOVEがごちそうすぎて💛💛💛もうニヤニヤが止まりません💛💛💛年の差LOVEはいいものですね💛💛💛星より💛を投げたいです💛💛💛
谷崎純一郎や川端康成の上品なホラーにも似た奇妙に美しく残酷な物語。古代日本のような世界を舞台にしており、歴史、古典、伝奇が好きな人にもおすすめです。主人公は紫乃という奴婢の少女。生まれながらに…続きを読む
ですます調の敬体で綴られる本作品。それ自体結構レアで、惹かれるものがあります。実際この物語の世界観を支える重要なファクターになっていると思います。美しいけど、どこか影がある・・・・・・これは…続きを読む
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