散々泣かされて最後の最後にふっとばされる(読者が)

一言でいうと「流した涙を返せ」です。平たくいうと王族の氷雨と従者である奴婢の紫乃との悲恋ものなのですが、身分差や王宮内イジメなどいろいろあって二人は追いつめられていきます。人もバンバン死ぬ。二人の間にできた子供も死ぬ。めちゃくちゃ泣けます。紫乃が氷雨とともに死ぬことを決意する17話はもうボロ泣きでした。マジで。それで泣いて泣いて泣いた揚句にとんでもない逆転展開が来てふっとばされます。盛大に。別に世界観が壊れるわけでも夢オチでもないです。でもエー!てかんじです。ぜひ泣いて泣いてふっとばされてください。