現代文明が、コンピューターの暴走により滅びた未来社会が舞台の、SF短編小説。決して後味の良い話ではありませんが、だからこそ、ぐっとくるものがありました。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
絶望に満ちた世界でも、希望を求めて危険と隣合わせでも旅に出る。機械が神と化した世界では、人間はどのように活かされるのか……。作者様の世界観に脱帽です。ヒロの生きる術、気がつけば共感してしていまし…続きを読む
閉鎖された世界から飛び出し、希望をつかむために外の世界へ向かった。見えた希望の光に導かれたはずだったのに、映る世界はあまりにも危うく不安を煽るものだった……希望と絶望のギリギリ紙一重なかんじに、ラス…続きを読む
まず、タイトルがめちゃくちゃカッコイイです! タイトルを重要視している僕としては、まずこの時点でテンションが上がってます。内容は――『オーバーテクノロージーダウン』と呼ばれる未曽有の危機のその後…続きを読む
不穏な空気感で始まり、その不穏さは読み進めていくにつれ不安となり、恐怖となる。そしてその恐怖が頂点に達したとき、まるでジェットコースターのレールがパッとなくなったかのように放り出される、得も言われぬ…続きを読む
もっと見る