それは最後に残った、人の幸福のかたち。

同族嫌悪の果てか、互いを滅ぼしあった二つの星。
互いにたった一人の生き残りとなった男女の、不思議なかかわりの物語です。

彼らが出会う時、物語は終わるのか、それとも始まるのか。
ぜひとも実際に読んで確かめていただきたいと思います。

寂寥感ではなく、しかし爽快というわけでもない、不思議としか言いようのない読後感を味わえます。
素敵な物語です。

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