十二生肖異聞録

　この世界には、表の人間界と裏の幻妖界、二つの世界が存在する。

　高校一年の少年、更科都季は、バイトの帰り道に青年とぶつかり、とある宝玉を体内に取り込んでしまう。
　宝玉には二つの世界の均衡を保つ神様が宿っており、その存在は数多のものに狙われていた。
　二つの世界の存在を知った都季は、宝玉を守る十二支の神獣の子孫、『十二生肖』に出会い、彼らに関わっていく中で自身に隠された秘密を知る。
　そして、すべてを受け入れたとき、都季の運命は大きく揺れ動くことになる。

　これは、多くの問題を抱えた十二生肖と一人の少年の、絆と成長の物語。


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※近況ノート、Twitterにて小ネタを掲載中。本編とはあまり関係のない日常会話的なもの…続きを読む