カート•ヴォネガットの作品のような読後感でした。
知らぬ間に自己運営サイトが消失していたので、過去にそちらで公開していたものをこちらに寄稿しています。
何の紹介文かと思われるでしょうが一読すれば必ずわかります。主人公は恵まれない子どものレンジ。弟のツバサと共に仲間のケンを頼ります。そこから物語は走り出します。良い老人がいれば悪い老人もいて。…続きを読む
とても胸を熱くさせてくれる作品に出会えました。ひとつひとつのエピソードは、「○冊目」というタイトル通り、まるで人生史丸一巻を読んでいるかのようなボリューム。字数ではなく、ストーリーの密度が凄いの…続きを読む
少年少女というのは、結束したがるものなのである。「怪人二十面相」には、少年探偵団。そう、事件現場でBDバッヂを落とし、仲間に知らせるのだ。小林少年は確か、仏像の中に身を潜める離れ業をやってのけ…続きを読む
涙が金に変わる弟を持った貧乏であった少年が、その友人達と過酷な環境を生き抜いていく物語ですが、単純なお金の話ではなく、物語の根底には「信用」と「信頼」があり、読んでいて徐々にその大切さに気がついてい…続きを読む
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