その扉を開けないで


傷つき疲れた女性と、不思議な箱をめぐる物語。

美しい文章で描かれる、十二の異世界と精霊たちに心惹かれました。構成もしっかりしているので、最後まで読みやすかったです。

魔法の箱が幸せをもたらすのか、それとも悲劇を呼ぶのか。それは持ち主次第なのでしょう。