まずは、「ひとり1つの最高傑作」への参加、ありがとうございます。 SFでコールドスリープはままあるものの、途中で目が覚めてしまうというのはなかなか絶望感があっていいですね。でも寂しいとか悲しいとかいうよりも、ほかの種族とのコミカルな交流だったり、割と王道めな冒険感があったり、童話のような雰囲気で優しい物語になっていました。 一方で、ハニカム構造の冷凍睡眠室や、人間は主人公一人だけのストーリーなど、おもしろい発想もあり、そういう点でも楽しめました。 最後のさっぱりとした主人公の言葉も、読後感を清涼にしていて好感が持てました。未来の童話、という感じでした。
気軽に読めます。小難しく書いていない点も勝因ですが、小気味好く流れる様な文書なので、読んでいてストレスが溜まりません。コーヒータイムに気分転換するには最適の作品だと思います。文字数も息抜きには丁度良いです。星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。ところで、作者はテッドと言う名前が好きみたいですね。
百年かけて宇宙を移動する中、主人公のテッドは一人だけコールドスリープから目覚めてしまいます。キャッチコピーを見た時、孤独なお話なのかな? と思いましたが、色々な宇宙人が出てきてとても賑やかでワクワクします。地球人でたった一人、テッドだけが触れた宇宙のいろいろ。宇宙のロマンに触れているようなお話です。
最高でした続きがあれば読んでみたいです
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