静かな文体で書かれる独特な世界観にウットリしちゃいました!これからもがんばって下さい!
傷ついた本を治す。そんな修復士サミュエルと本の世界に憧れて貴族の家を出たセレスティーヌ。二人はたくさんの想いに触れ、向き合い、少しずつ前に進んでいく。本は作者の込めた想いの箱。そして登…続きを読む
本を診る者とその助手は、心身が傷付いた本達を巡る、小さく果てしない旅を続けます。本の中にある人生とは、ページの端々にまで語り綴られるドラマ。英国の蒸気機関車を吹き立たせる情緒、薔薇匂い立つロマン…続きを読む
ふと、この話をよんで、宮部みゆきさんの『英雄の書』を思い出しました。この二作品は、話の筋こそ違えど、どちらも、作品ごとを一つの世界として捉え、その一つずつの世界をめぐる物語としているからだと思います…続きを読む
本に限らず「おはなし」にはある意味「命」が宿っていると私は思う。それは、決して作者の「命」というわけではない。「おはなし」は、誰かの手に渡った時点でその人の心の中で全く違う「命」として「おは…続きを読む
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