静かな文体で書かれる独特な世界観にウットリしちゃいました!これからもがんばって下さい!
本を診る者とその助手は、心身が傷付いた本達を巡る、小さく果てしない旅を続けます。本の中にある人生とは、ページの端々にまで語り綴られるドラマ。英国の蒸気機関車を吹き立たせる情緒、薔薇匂い立つロマン…続きを読む
ふと、この話をよんで、宮部みゆきさんの『英雄の書』を思い出しました。この二作品は、話の筋こそ違えど、どちらも、作品ごとを一つの世界として捉え、その一つずつの世界をめぐる物語としているからだと思います…続きを読む
本に限らず「おはなし」にはある意味「命」が宿っていると私は思う。それは、決して作者の「命」というわけではない。「おはなし」は、誰かの手に渡った時点でその人の心の中で全く違う「命」として「おは…続きを読む
平易な文体と、程よく肩の力の抜けた童話チックな物語が次々と展開される、純粋なエンターテイメントです。それでいて作者様独自の、貴族社会に対する批判や倫理観が随所に見られ、大人も子供も楽しめる作りに…続きを読む
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