異世界とはなんぞや

女神と主人公の掛け合いが面白くて、自分もこんなに面白い会話が書けたらなあと思った。

ミステリーとは提示された証拠をもとに謎を解くものだと私は考えている。
だから、ファンタジーを入れ込む時も、ファンタジー部分をしっかりと論理立てて、世界の物理法則に頼るところは矛盾しないように作り込まないとフェアネスを欠くと考えている。
その点で、この作品はあくまでフェアである。
ファンタジーの定義は過不足なく提示されており、世界の物理法則と違う部分はない。無駄もない。ファンタジー要素を入れ込んだ作品として、とてもクオリティが高いと感じた。

ぜひ、この問題に挑戦して見て欲しい。

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