優しさで溢れています。

サキと黎、二人の女の子が桜の季節に運命的に出会う物語。短い中で二人の間に出来上がる柔らかに繋がる糸。ハッとした瞬間に切れてしまいそうな程それは脆く儚くて、でも最後まで切れずに繋がっていてくれたんだなぁと、最後には切ない中にも安堵に温かい気持ちになりました。

全体の文章から滲む柔らかさは作者さまの人柄も表れているんじゃないかなぁ?と感じました。
1話目の詩は特に素敵なのでぜひ作品のページを開いてみてください。

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