「横手のかまくら」入って拝んで、秋田の女の子の熱い想いに感動。

エッセイでは曖昧なところがあったが、さすがに本編は構成、展開、描写、すべてに満足。 東京の男の子は、秋田の女の子と「横手のかまくら」のミステリアスな雰囲気が忘れられず、それがもとで感情豊かな青年に成長し、女の子も東京に行ってしまった男の子の気持ちを確かめることは出来なくとも、一緒に育てた恋の炎を大切に守って、毎年の2月に何か起こるのをじっと待つ。 高校卒業とともに一気に恋が盛り上がる。 胸キュンでハート・ウオーミングと、ダブルに心を揺さぶられた作品に拍手を贈ります。 これだけ幻想的な夢物語は漫画やアニメに描いても楽しめそう。