破壊と変化が、歴史になるまでの物語

まさかのアイツが主人公で度肝を抜かれましたw
しかし、内容は骨太。三軒茶屋という街に現れた主人公とその相棒の存在そのもの、そしてその眼から見た街の姿が、実によくその街の姿を、四次元的に物語っています。これは見事な手法だと思いました。

「新しいもの」の上にさらに「新しいもの」が重なり、それがその土地の歴史を形作っていく、ヤツはそのプロセスそのものなのだなぁ、と感じ入りました。

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