リアルにゲーム・オブ・スローンズな、ヤバみが深い中国史

五胡十六国時代の中国を人物を中心に解説した作品です。
竜も魔法もないのに元気にたくさん殺し合っていた時代の話なので、トンデモな人たちがどんどん出て来てほっこりします。

中国史なのでやっぱり漢字は多めですが、ノリが軽めなのでビックリマンチョコの裏面を読むくらいの気持ちで読めました。
最後の方のまとめもわかりやすかったです。

五胡十六国時代は圧倒的なスケールで続く戦乱の時代ですが、これこそが人間の歴史だって感じもして面白いです。おすすめです。

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