概要
神戸の高架下に、変わらぬことだけが取り柄のような居酒屋があった。
居酒屋のカウンターは斜めになっていた。年代物の厚い木のカウンターであった。
日本酒の兆子を置くと、ツツーと滑り落ちそうであったが、実際にはそうはならない。
『居酒屋100選』という本にも取り上げられたが、別段それ程の店とは思わなかった。この店を一番に取り上げるこの本の作者は、よっぽど変わっている人だと思った。
日本酒の兆子を置くと、ツツーと滑り落ちそうであったが、実際にはそうはならない。
『居酒屋100選』という本にも取り上げられたが、別段それ程の店とは思わなかった。この店を一番に取り上げるこの本の作者は、よっぽど変わっている人だと思った。
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