この作品で大島紬の素晴らしさを知りました。幼少の頃から大島紬に触れてきた主人公を羨ましくも思いつつ、ラストシーンの晴れやかさは、我がことのように感動できました。多くの方に呼んでもらいたい作品です。
星々140字小説コンテスト 2020年8月 佳作 2020年10月 二席 2021年4月 佳作 2021年6月 佳作 2021年11月 書籍『星々──生きるよ…
伝統工芸は好きです。職人さんの思いが詰まった大切な贈り物です。本作はその伝統工芸品である大島紬を主人公の小さなころからの思い出とともにクローズアップさせた物語です。最後に主人公が祖父の思いが込め…続きを読む
あの独特の深みは、手の込んだ工程を経て紡がれてたのですね。伝統工芸を受け継いできた様子が、とても丁寧に趣ある情景と共に描かれています。ラストもほっこり、暖かい作品です。読んでみて下さい。
なんとなく好きだった地元の風景から離れて一人で生活をしていくうちに、その風景を忘れていく。何もないところに帰るのも、そう言って帰らなかったことも多い。だけどその故郷には待ってくれている人がいることを…続きを読む
着物の女王と言われる大島紬。作り方からその美しさまで、しっかり書かれています。織物の話を読んでるだけなのに、不思議と奄美大島に行きたくなる。それが「文化」の持つ力でしょうか。「東京の星は地上にあ…続きを読む
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