着物を通して細く長く受け継がれる伝統とまごころに心が洗われました。人恋しいとき、読みたくなる作品です。
編入先大学の総論テーマについて模索中です。 ちょいちょい執筆しています。
伝統工芸は好きです。職人さんの思いが詰まった大切な贈り物です。本作はその伝統工芸品である大島紬を主人公の小さなころからの思い出とともにクローズアップさせた物語です。最後に主人公が祖父の思いが込め…続きを読む
序盤は大島紬の工房にいるように感じる、緻密な情景描写と共に主人公の祖父の人柄もにじみ出てきている。最初に音で始まるので、音楽を聞いているような気分にもなった。 題名にあるように「紡ぐ」のは、何も…続きを読む
大島紬とお祖父ちゃんにまつわるエピソードが、できすぎじゃね?というくらい決まりすぎていて……でも、確かなドラマがあり、奄美と祖父を愛する心がじわじわと伝わってきました。最後の四行が素敵すぎて、☆入…続きを読む
着物の女王と言われる大島紬。作り方からその美しさまで、しっかり書かれています。織物の話を読んでるだけなのに、不思議と奄美大島に行きたくなる。それが「文化」の持つ力でしょうか。「東京の星は地上にあ…続きを読む
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