まさか、街コン作品で泣くとは思わなかった…

わずか2000文字の中に、二人の人生と絆とがにじみ出て、池袋の町並みに零れる光までもが脳裏に浮かびました。

そして、主人公の決断とその行動に、涙が溢れてきます。
(職場で泣きそうだぞ!どうしてくれる!w)

それでも、決して湿っぽい話にならず、池袋の街で人が生きたそのことが、美しく息づいていく、後味の爽やかな物語です。

主人公だけが知っている彼女の魅力が伝わる瞬間にグッときました。

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