全体的に、お祭り、夏の夜、狐、お天気雨といった、神秘的な雰囲気に包まれた、素敵なお話でした。
終わりがとても素敵でこのあとのことを想像してしまいます。夏のお祭りの風景が目の前に浮かんで、いつもの夏の景色の中に2人の姿が紛れてる。夏はまだ先なのにすっと世界に引き込まれていきました。
読まされるー。 間違いなく読まされるー。 素敵な作品です。
ノスタルジックな雰囲気の中で紡がれる、淡い一夏の恋……だけでは終わらない終わり方。キャラクター、構成、文章、どれも素晴らしいものでした。お見事です。
夕方のお祭りの雰囲気がすごく伝わってきました。主人公とヒロインの可愛らしいやりとりが素晴らしい。お祭りで買った物が物語の中でそれぞれ役に立っていたのも凄かったです。
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