概要
わたしがその腕の中にいるとき、あなたはわたしの、たったひとりの神様だ
この身は人にあらず。立ち所に癒える傷、百を越えても姿は十七、八のまま。
遠方と心を読む異能の女は、西方の神に告げられた。
「あなたを、このアンバーシュの妃に貰い受けます」
この世のどの型にはまらぬ己は、朽ちるのか果てるのか、それとも永劫に続けられるのか。
その解を持ち得るのは――異形と半神の異世界恋愛FT
※サイト、小説家になろう、カクヨムで掲載しています。
遠方と心を読む異能の女は、西方の神に告げられた。
「あなたを、このアンバーシュの妃に貰い受けます」
この世のどの型にはまらぬ己は、朽ちるのか果てるのか、それとも永劫に続けられるのか。
その解を持ち得るのは――異形と半神の異世界恋愛FT
※サイト、小説家になろう、カクヨムで掲載しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!咲き誇る花のかがやき
何度も読み返させていただいているお話です。
東西の混じり合う世界観、壮大な神話の流れを追っているかのような物語の展開、魅力的なキャラクターたち。どれも読むたびに夢中になります。
なによりも主人公いちるのひととなりが好きです。
高潔でしたたか、凛然として強く、悪女めいているかと思えば異性慣れしていないところなどは微笑ましくかわいらしい。なんだかんだ情があり、困っている相手には手を差し伸べずにいられないところも魅力的。
このように強くも孤独だった彼女が恋を認め、自分を認め、硬かったつぼみがほぐれるように変わってゆくさまは匂い立つようにあざやかです。
そうして咲き誇る花のかがやきを見つ…続きを読む