人生ハードモードを、そつなく攻略するには、ろくでなしという選択もあり

最初から最後まで、ハード。

ドロッとした昼ドラ展開なのに、気がつけば彼にとって、これが日常なのかと、違和感が仕事しなくなった。

ろくでなしも悪くないと思ってしまうほどに。(いや、悪いし良くないことくらいry)

↑でも、きっと私以外にも、悪くないと思ってしまった人はいるはずだ!



ここから、若干のネタバレ含みます。

なるべくしてろくでなしになった主人公の一真ですが、人でなしやクズとはまた違うと感じました。

周りの顔色をうかがってきたということは、よく思われたいの裏返しのように聞こえます。

特に、最後の修羅場を迎えるキッカケが、弟に道を踏み外して欲しくないという思いにあったことを思うと、人間らしさを感じずにはいられません。

ろくでなしでありながらも憎めないのは、やはりそういう人間らしさにあるかもしれません。

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