鎮魂館〈レクイエム〉へようこそ! ~白と黒の陰陽王子とやさぐれ元OLの浄霊ノート~

作者 陽野ひまわり

125

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★★★ Excellent!!!

やんどころなき事情で上下スウェットの女。マルリ。
ビニール袋を下げてコロッケ装備という女子力を完全に消している達人芸。そんな彼女に声をかけてくる超イケメン。

「!? まさか。完全に気を消していたはずなのに……」

「貴方には霊がみえているんですね? そうなんでしょう?」
「僕といっしょにカフェにいきましょう」

どうかんがえても悪質なキャッチセールスでしかないのですが、そこから展開する王道ラブコメ。聞くと彼は陰陽師だという。陰陽師ですよ陰陽師。イケメンで陰陽師て、どんだけだよ! イケメンならイケメンらしくピザの宅配ぐらいにしとけよ! バランス大事だからね!(ピザの宅配のお兄さんいつもありがとうございます)

そんなわけで、タイプの違う二人のイケメン陰陽王子(おんみょうおうじ)と同棲することに。
あれよこれよと沸き起こるラヴなイベント群。陰陽師だからね。バトルもあるからね。危険もあるよ。燃え上がるよ。

まるで、すべての道はラブコメに通じるとばかりの王道っぷりに、
読んでいておもわず「わかってらっしゃる!」と膝を叩いてしまいます。

ラストは日本の命運をかけての大バトル。
おもわず、シン・をつけたくなるほどに盛り上がります。

そんな、しっかりと楽しませてくれるエンターテインメント作品です!

★★★ Excellent!!!

リストラされた元OLが、ひょんなことから二人のイケメン陰陽師の手伝いをすることに?!
ハラハラな異能バトルとドキドキな恋愛模様、ワクワク要素てんこ盛りの極上エンタメ作品です。

キラキラ白王子・在人に誘われ、ツンデレ黒王子・欧理とバディを組むことになった、霊能力のある元OLの真瑠璃。
物語のメインである悪霊とのバトルシーンは迫力満点。疾走感があり、非常に読み応えがあります。
スタイリッシュな映像で脳内再生され、アドレナリンが噴出しました。

同時に、見逃してはならないのが真瑠璃の恋愛模様。
最初は優しい在人に惹かれていたものの、キツイ口調ながらも気遣ってくれる欧理にドキドキし始めます。
除霊の力にも関わる、バディである欧理との信頼関係。それがケンカップルの尊さを二倍三倍にも大きくさせているのです。

序盤からエピローグに至るまで、爽快なまでのテンポで物語が展開していきます。
緊迫感溢れるパートとほっこりする日常パートがバランスが良く配置され、全く読む手が止まりませんでした。

初めは迷いがあった真瑠璃が、徐々に二人の王子の気持ちに寄り添い、自ら立ち上がる力を得ていく様子に、思わず応援したくなりました。
戦闘服であるゴスロリドレス姿がたまらなくカッコいい!

とても面白かったです。素晴らしい物語をありがとうございました!

★★★ Excellent!!!

リストラされたOLの真瑠璃さんが、不視の呪いをかけられた陰陽師のバディーとなって活躍する物語です☆

そんな陰陽師は、まさに陰と陽のコンビ! コンビの1人は口が悪く、邪険に扱われながらもバディーを務めます。

途中は、実在の歴史上人物の怨霊が出て来て、ところどころ真瑠璃さんの機転が冴え渡り、苦難を乗り越えていきます!

浄霊のシーンは白熱しておりますが、それよりも熱いのが、凸凹イケメン陰陽師コンビに挟まれる、真瑠璃の恋心です!♪

陰陽師という特殊な世界を扱いながら、恋愛ものとしても楽しい、とても面白い小説!
高評価も納得の作品です!

楽しい読書時間をありがとうございました!

★★★ Excellent!!!

 「陰陽師モノ」というと、おどろおどろしい怨霊とのバトルシーンの連続、というイメージを抱きますが、この物語は「電柱を凝視していたら、ナンパされた」という軟派な一文で始まります。ナンパされたのはバトルシーンとは全く無縁そうな元OLの真瑠璃さん(しかも失職して金欠中)。ナンパしたのは王子オーラ全開のイケメン。
 甘いラブコメ? ……と思いつつ読み始めましたが、かつて安倍晴明サマにハマった黒歴史を持つ私は、第二話「二人の王子の裏の顔」でつぴーんと来ました。この作品、「陰陽師モノ」としてかなり設定に凝っている!

 二人のイケメン陰陽師と出会った真瑠璃さんは、さまざまな怨霊と対峙し、成長していくのですが、想像以上に緻密な設定と見事な構成で描かれていくその物語は、予想のはるか上を行くガチぶりでした。怨霊とのバトルシーンはもちろん、怨霊の出現の仕方や怨霊と人間社会の関係などなど、かなり深い話が展開されています。怨霊の皆さんも実に豪華なラインナップ!
 その一方で、この作家さまの持ち味であるキャラクター同士の絡みは、予想を裏切らず本当に魅力的です。ラブコメ的なちょっぴり甘い場面も、バディとしての信頼関係も、イケメン陰陽師の悲しい過去に苦悶する心情も、実に自然に描かれながら物語をけん引する役割を果たし、読み手を否応なく作品世界へと惹きこんでしまいます。

 陰陽師ネタとラブコメ要素を見事に融合させた最高のエンターテイメント作品です。

★★★ Excellent!!!

甘い甘い逆ハーレム物語を匂わせているので、そうかなと思ったら上手く騙されてしまいました。中身はガチの陰陽師バトル物なのでかなり本気で読み進められます。最初の逆ハーレム臭は単なる起承転結の「起」で「承」が陰陽師バトルで「転」が陰陽師ガチバトル。そして「結」が――おっとこれは書いてはいけませんです。
この物語の推しは何といっても主人公・真瑠璃の成長です。ごく普通(?)の陰陽道になんて全く縁のない彼女が唯一の特技を見出されて仲間と共に本物へと変化して行く進行なのですが、やはり素人なので成長が遅い(笑) ご都合主義的にオールオッケーとはならないイモ臭さが逆に共感を産み、時に叫喚を産みます。

第二部と第三部もあるらしいので、成長した真瑠璃がどう活躍するのか今から楽しみです! ( ・ิω・ิ)

★★★ Excellent!!!

死霊が視えてしまうという、特殊な能力を持つOL・真瑠璃。そんな能力が原因で理不尽に仕事を失い、自暴自棄になりかけた彼女に思わぬ出会いが——。
その特殊能力を活かし、王子のように素敵な二人の陰陽師、在人・欧理と共に巨大な御霊鬼達と戦う真瑠璃の活躍を描いた、壮大で躍動感に満ちた物語です。

登場人物達が皆生き生きと魅力的に描かれ、それぞれの持つ個性や能力を存分に発揮しながらストーリーは展開していきます。内容的には重いものを含みつつも、明るく活気に満ちた情景描写や会話のテンポの軽快さはとても心地よく、読み手はグイグイとその世界へ引き込まれて行きます。

人の世の転覆を図るべく立ちはだかる手強い御霊鬼たちと、それに立ち向かう在人と欧理、そしてその能力をフルに使って欧理のバディとして奮闘する真瑠璃。そのバトルの様子は、まるで目の前で戦いが展開していくようなリアルな迫力とスピード感に溢れています。

在人と欧理の間で心が揺れる真瑠璃のキュートで鈍い一面にも、その度にきゅんきゅんドキドキ……甘くてちょっと焦れったい恋の気配も、心地よいバランスで物語に組み込まれています。

そして、最強の御霊鬼を倒すべく全力を尽くす彼らに待ち受ける結末は——?

まさに手に汗握る、そして力強く前向きなメッセージがぎゅっと詰まった、生き生きとした魅力に溢れた物語です。

★★★ Excellent!!!

 リストラされたOLの真瑠璃は、道端で突然イケメン王子・在人に声を掛けられ、連れて行かれたカフェ『鎮魂館《レクイエム》』で、もう一人の目つきの鋭い王子・欧理に出会う。
 なんと二人は現代に生きる陰陽師であり、真瑠璃の持つ、ある力を借りたいというのだ。
 最初は戸惑う真瑠璃だが、いけ好かない欧理とペアを組まされ、仕方なく陰陽師のバディーとして、浄霊の手伝いをすることに。
 凄腕だが、呪いによって霊を視ることができない在人と欧理の代わりに、彼らの目となって浄霊に協力する真瑠璃。数々のピンチを切り抜け、

欧理「おれが浄霊してやるぜ!」
真瑠璃「それを言うなら、あたしたちが、でしょ」

 ……という会話はないのだが、やがて二人の呼吸も合い始め、浄霊の経験値もあがってゆくにつれ、彼らは日本を揺るがすような巨大な怨念のエネルギーと対することになる。

 本作は、全編が激しい陰陽バトルの連続。合間に甘ーいレモンタルトとか、小旅行とか、ハイキングとか噛ませつつ、実生活では能力低めの、霊能力はしかし高めな真瑠璃が、二人の王子様に必要とされて頑張ります。
 ああ、だがなんということでしょう。真瑠璃は鈍感女子だったのです。二人の王子様の気持ちに気づかず、おかしなボケを連発します。おまけに料理も下手。

「メシマズ女子と相伴する勇気、あるかしら?」

 ……という会話もないのですが。

 平成最後の年、迫りくる巨大な暗黒の力から、日本を守るのは彼女! 果たしてこの天地をゆるがす超絶陰陽バトルの行方は?
 そして、霊は見えるが男心は見えない真瑠璃の恋の行方は?

★★★ Excellent!!!

安定した実力のある作者さまによるあやかし小説です。

ヒロインの真瑠璃ちゃんは、等身大で少しおっちょこちょいで可愛いし、黒王子と白王子はそれぞれ魅力的でカッコいい。

そして何より小説の骨組みがしっかりしていて、納得できる世界観がすごい。

言葉の選び方も素敵で、毎回なるほど~と唸っていました。

是非続きが読みたい作品です!

★★★ Excellent!!!

主人公・真瑠璃の持つ特殊な能力は、本人にとっては厄介なものだった。
日常生活を送るのに支障があり、出来ることならなければよかった、と。

そんな日常から非日常へと誘い出したのが2人のイケメンたち。
非日常へ戸惑いながらも、彼らと共に戦う陰陽バトルものです。

しかしアクションがメインの陰陽バトルだけではありません。
そこには人間味あふれるドラマがあり、過去から繋がるものがあり、そして恋があり……。
脇を固めるキャラクターたちも個性的で、物語を強力にバックアップしています!

「強敵」に立ち向かう彼らの姿は、読んでいてハラハラドキドキが止まりません!

★★★ Excellent!!!

陰陽師物は数あれど、ラブコメで定評のある陽野ひまわりさまが描かれた陰陽師物となれば、ひまわりファンは当然食らいつきます。そして今まで機会がなくて、ひまわりワールドをご存知なかった方には是非ともご覧いただきたい。その一心で拙いながらレビューを一筆。
時は平安時代、ではなく現代。主人公はリストラにあったばかりのOL真瑠璃。これだけでもそそられます。そしてあることから真瑠璃は在人と欧理に出会い、カフェ鎮魂館で生活することに。これでもっとそそられます。
欧理のバディとなる真瑠璃ですが、これがそう簡単にはいきません。ここにひまわりさまのラブコメで培った男女の仲の妙味が活かされます。どうでしょう、これで完璧にそそられませんか?
現世と常つ夜の境界で渦巻く陰謀。今作の背骨ですが、単なる霊能バトルではありません。正義が勝って悪が滅びる、なんて単純な物語ではないのです。
緻密に練り込まれたストーリー、ひまわりさまの文章力でノンストレスで一気に引き込まれていきます。
えっ? こんな拙いレビューを読む暇はないと?
すぐにでも本文へ飛び込みたいと?
どうぞどうぞ。現代の陰陽師による霊能バトル、存分にお楽しみくださいな。

★★★ Excellent!!!

陰陽師モノといえば皆さんどのような物語を想像されるでしょうか?

やはり悪霊や怨霊を相手にバトルをしたり、呪われている人を助けたり、ちょっと違った話では自分自身が悪霊になってしまったり、というストーリーが多いですね。

主人公はやはり男性が多くて、ヒロインを助けるカッコいい役柄、なんていうのも多いですよね。

しかしこの話は違います! まず主人公が女性で、しかもいきなりスッピンで@48円(税込み)のコロッケをレジ袋にぶら下げてのご登場です。そんな彼女の特技はコロッケ作り、いえ違いました、霊的なモノが視えるというやっかいな能力です。

そんなやっかいな能力のせいで理不尽にもリストラされたヒロインを、颯爽と助ける陰陽師の二人組(白王子と黒王子)。片方の白王子はいつもニコニコ、一方の黒王子はツンデレ。ヒロインがどちらに惚れるかなんて自明の理ですよね!(もちろんアラブの石油王子が現れなければ、という前提ですが)

そんなことは置いておいて、陰陽師二人組の経営するカフェ鎮魂館で働かせてもらえることになったヒロインですが、影で、密かに、こっそりと、コスチュームプレイを……、違いました、陰陽師の仕事を手伝うことになります!

その彼らに課せられた運命とは、日本を襲う怨霊を相手に戦うこと!(マジです、ウソじゃありません!) 

この三人組(別名:トリオ・ザ・陰陽師)、そんな凄い怨霊相手にいったいどうなってしまうのか!?(続きはCMのあと!)


――CM――


(さて続きです)いろいろあって、あろうことかそのヒロインに惚れてしまった(と思われる)黒い王子様(仮にその王子様をツンデレ王子Aと名付けましょう)。と、白い王子様には意外な過去がありました。(涙涙の物語、ここの部分は本章をご参照下さい。悲恋や過酷な運命に泣けてきます)

さてさて、もっといろいろあって、いよいよ決戦のとき来る!
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★★★ Excellent!!!

陰陽バトル恋愛小説です。

主人公は普通のOLなのですが、ある理由でクビになってしまいます。その理由に関係しているのが彼女の特別な力。幽霊を見ることが出来る能力。
しかし、その力は見るだけで何も出来ない。誰にも相談できないし、無ければよかったのにと、さえ思っていた。

そんな彼女が二人の陰陽師に出会う。
白(陽)をイメージさせる笑顔が素敵な王子と、正反対な性格の黒(陰)王子。

陰陽道という裏世界に主人公はどんどん入っていく物語です。

主人公の成長と信頼関係を深める面白さが丁寧に描かれているので、読んでいて楽しいです。また王子達の意外な一面や、その他の登場人物など物語の中に面白い要素が沢山詰め込まれています。ストーリー展開も奇抜なのに自然に感じるのはキャラクターの性格や組み合わせが巧みな証拠で物語に没頭できるでしょう。

最後の最後まで気が抜けない。

ハラハラとドキドキ。
これは、ただの恋愛小説でもなければ、ただの陰陽バトルではない!

★★★ Excellent!!!

霊が見えるという有り触れた能力を持つ主人公の真瑠璃ちゃん。
しかし、教育番組のほのぼの除霊などとは掛け離れたガチガチ陰陽バトルに参戦! 恋愛も気になるのに、どこから仕入れたのかと言うほど細かな陰陽知識に翻弄されてしまう!
突然差し込まれる食レポも上手いので、そっちも流石だなと文章レベルの高さを感じる作品です。

★★★ Excellent!!!

霊が見える。

そんなこと、誰も信じてくれない。
ただ怖くて。
唯一信じてくれたお祖母ちゃんももういない。
その能力のせいで、職も失ってしまった。

そんな桜真瑠璃の前に現れたのは、白と黒の二人の王子。
陰陽師だという彼らは、真瑠璃に力を貸してくれと持ち掛けるのですが――

ふんわり優しい、白王子の在人さん。
とりつく島もない黒王子の欧理。
彼らが営むカフェ、鎮魂館―レクイエム―

不意に回り始めた運命の環。
果たして真瑠璃は?


作者さまの構成力、完成度の高さは、もちろん存じ上げているのです。
いつもとても素晴らしい物語を見せてくださいます。
それを知っていても、尚。今回の作品の上手さには舌を巻きました。

平成の世に現れた陰陽師たちの物語。
あなたにも、ぜひ。

★★★ Excellent!!!

リストラされた真瑠璃が出会ったのは、二人の王子様。
話してみるとこの二人の王子様、実は陰陽師だったのです。
優しい白王子とちょっと口が悪い黒王子。
真瑠璃も仲間に加えて、三人で挑むは 御霊鬼と呼ばれる悪霊でした。
ドキドキハラハラ、良いテンポで物語に引き込まれます。

★★★ Excellent!!!

リストラされた元OLには不思議な能力が備わっていて、それを現代の陰陽師に見抜かれ、バディを組み死者の国の境界線で渦巻く陰謀に立ち向かう。

天然で可愛らしい主人公と、二人のイケメン王子(陰陽師)。陰陽道や呪術の方法がとても詳細に書かれていて、悪霊とのバトルは迫力満点。

黒魔術に白魔術。
作者様の世界観と素晴らしい筆力は圧巻です。

霊能バトルに加え、ドキドキさせられたのが恋バトル。
爽やか白王子に、ちょっと意地悪な黒王子。
二人の王子(陰陽師)との恋バトルに、小さな強敵も現れ、続きを期待してしまうほど楽しい作品でした。

★★★ Excellent!!!

リストラされたOL、真瑠璃の次の就職先は、なんと美形の陰陽師達の相棒⁉

爽やかスマイルに魅了されてしまう白王子・在人さんと、口は悪くてぶっきらぼうだけれども、責任感の強い黒王子・欧理さん。
二人のバディとしてスカウトされた真瑠璃を待ち受ける日々は……⁉

格好良くて素敵な二人の王子にどきどきしてしまう恋愛模様は、読んでいて思わずによによしちゃいます!
白王子も黒王子も、どちらもすこぶる魅力的に描かれていて、思わずそわそわ……(´艸`*)

ですが、本作の魅力はそれだけではありません!
陰陽師としての戦いの様子も、深い知識に基づいて描かれていて圧巻です!

特にラストバトルは手に汗握る迫力です!

任務を通じて深まっていく三人の絆や恋模様を、ぜひお楽しみください!!

★★★ Excellent!!!

主人公の女性がひょんなことからイケメン陰陽師二人と共に怨霊と戦うことになる、異能伝奇ファンタジー作品です。
基本的には女性向けの作品でして、Wヒーローの二人もツンデレ系と紳士系でバランスのいいキャラ配置ですね。

また実際に読み進めていくと、思いのほかバトル要素が強く、王道娯楽漫画的なノリで、無駄にストレスが溜まる展開もありませんでした。
掛け合い会話も軽妙で、文章も大変読みやすかったです。

★★★ Excellent!!!

会社をリストラされたOL、真瑠璃は、町で王子オーラ全開のイケメンに声をかけられる。「もしかして、あなたには見えてるんじゃないですか?」と。
彼の言っている『見える』とは、霊が見えると言う事。その霊が見える特性を買われた真瑠璃は、彼の勤めるカフェ、『鎮魂館』で働くことになるのだった。
えっ、霊が見える事とカフェに、どんな関係があるのかって?実はカフェで働くのは表向きの仕事。裏では陰陽師として人に仇なす存在と戦う、それがカフェ鎮魂館のもう一つの仕事だったのです。

この話の面白い所は、声をかけ得てくれたイケメン、在人の他にもう一人イケメン陰陽師が出てくると言う事。それは在人の兄弟である欧理。
在人が優しい王子様なら、欧理はぶっきらぼうなツンデレと言ったところでしょうか。真瑠璃は欧理とバディを組むことになるのですが、衝突してケンカになる事もしばしば。そんな時は在人が間に入って二人を宥めると言う……何だか少女漫画のような美味しいシチュエーションですね。

話のメインは悪霊との戦いですけど、真瑠璃達の人間関係が大きな見所。
優しい在人と、ツンデレな欧理。二人のイケメン陰陽師に挟まれながら戦い、生長していく真瑠璃。
バトルものとしても恋愛ものとしても、最高に面白いです!

★★★ Excellent!!!

作者さまの作品の中では珍しいバトルありの陰陽師ものです。

作者さまの特徴に、細かい設定や心理描写を丁寧に描くというのがありますが、その技法をバトルシーンに応用すると、こうもハラハラするバトルになるのかとうなされました。

ストーリーは、不幸オーラ全開のヒロインが、とあるきっかけで王子系陰陽師と出会うことで、自分を見つけていくストーリーです。

見所は、ずばり、ヒロインが王子たちとの交流を通じて成長していくところです。

こう書くとありふれた話になるのですが、前述した通り、作者さまには細かい設定を書く力がありますので、用意されたシナリオには、どれもが共感したり驚いたりと、エンターテイメントの基本であります楽しさを堪能することができます。

訳あり王子たちとの、恋にバトルに奮闘するヒロインの姿は、きっと読者さまの心を温かくさせてくれること間違いなしです。

ぜひ皆さまも、コロッケ片手に路頭をさ迷っていたヒロインを応援してみてください!!

二人の白黒王子たちも、レクイエムで待っていると思います。ちなみに、私は黒王子派でした。みなさまも、どちらの王子を推すか楽しんでみてくださいね!!

★★★ Excellent!!!

理不尽な理由で勤めていた会社をクビになった真瑠璃。ですが出会いや救いの手は思わぬところに転がっているもの。次に巡り会った仕事(?)は、二人の陰陽師の手助でした。

理由あって霊が見えなくなってしまった陰陽師、在人と欧理。二人は表の顔として、カフェ鎮魂館も営業しているので、真瑠璃はそこでも働くことになります。この在人と欧理がそれぞれタイプの違うイケメンで、そんな二人と同じカフェで働くと言うだけでもドキドキです。
ですがもう一つの陰陽師の仕事の方は、危険もつきものです。自らの命はもちろん、そばにいる人、見知らぬ大勢の人、時にそれらの命に係わる事態にも陥るのです。
少し前までただのOLだった真瑠璃には荷が重い事。ですが彼女は一人ではなく、在人や欧理がともにいます。三人が危機に陥りそれを乗り越えていく姿を、是非ご覧下さい。

★★★ Excellent!!!

この物語には二人の王子キャラがいます。白王子は戦術担当。黒王子は実戦担当。でも、二人とも呪いによって戦うべき相手が見えません。そこに現れたのが霊が見えるヒロイン。ひょんなことから三人は行動をともにします。
陰陽師バトルもさることながら、ヒロインと二人の王子の恋の行く末(?)も気になるところ。
物語が進むにつれ強大な敵が三人に立ちはだかります。果たして三人は無事この戦いに勝つことができるのでしょうか。
ぜひみなさんもこの物語のラストを見届けてみませんか?