想像力たくましくするとじわじわと恐怖が・・・色がつかなくていい~って思ってしまいます
レビューでございますが、これは私の感想になっております。この感想を読む前に本文の作品を読んで下さい。摩訶不思議な夢のような、あやふやな物語でございます。しかし、そこに深い意味を見出しての文学。…続きを読む
極彩色よりも鮮烈な白と黒、そして赤。読んでいると、様々な想像が頭を駆け巡ります。繰り返されるのが、怖かった……。
前半は色だけでなく音までないように思える。喧噪が一枚のベールの向こう側にあるような感覚。古い無声映画を見ているようだ。 そして一転赤を帯びた世界へ・・・。それは現実なのか夢なのか。
完成の見本が無いパズルのよう。1枚1枚のピースをはめ込んでゆく、徐々に出来上がっていくのだが…最後のピースが見つからない…そんな印象でした。最後のピースは作者の手の中。
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