書籍化御礼 裏話

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 『ビーズログ文庫×カクヨム 恋愛小説コンテスト』特別賞受賞後、書籍化の嬉しいお話をいただきました。

 後日、ビーズログ文庫の担当者さんと電話で打ち合わせをして、6月、推敲&改稿作業開始。(担当者さんとは、お逢いしていませんが、気さくで明るくてでは美人さんです。w)


       ***

   下記 登場人物

  担当者さん(*´▽`*)

  只野先生 ( ̄△ ̄)

  まひる  (//∇//)

  ayane Σ(゚□゚;)

      ***


(*´▽`*)「アバンチュールは死語です」


Σ(゚□゚;) ガーン……!

 この一言で、プ、プ、プロローグがぁ……。(汗)


( ̄△ ̄)「死語だと!?どうするのだ」

Σ(゚□゚;)「ど、どーしましょう」


 推敲は、『アバンチュール』に変わる単語(言葉)探しから、始まりました。←大袈裟ですね。w



(*´▽`*)「セックスやバージンもはっきり言いすぎなので、まひるのセリフは変えた方が……」


(//∇//)「は、恥ずかしい」

( ̄△ ̄)「この文言は大人女子でもダメか」

Σ(゚□゚;)「まひるのセリフは、オ、オブラートに包みましょう」

( ̄△ ̄)「セリフをどうやってオブラートに包むのだ」

(-人-;)(;-人-) ザワザワ ザワザワ


(書籍は変更してあります。Web版はアバンチュールのまま公開。尚、書籍は縦書き小説です。)


 ビーズログ文庫の担当者さんは、たくさんのご指摘(矛盾点)と褒め言葉を原稿に書き込んで下さり、それを参考に推敲を重ね、さらに校正さんの指摘を参考に推敲を重ね、校了となりました。

(書籍は加筆を加え、Web版とは多少異なりますが、只野先生の偏屈な性格は変わりません。w)


 何度も推敲を重ねていると、だんだん日本語がわからなくなる。w

( ̄△ ̄)「問題ない」


 書籍化の流れは大体理解していましたが、既刊は全て横書き小説だったので、今回縦書き小説に初チャレンジし、縦書きならではのNGとか、とても勉強になりました。


 例えば、ayane(半角)の場合、半角英字だと、縦書き小説なのにそのアルファベットだけが横書きとなることに改めて気付き(全角なら縦書きとなります。)、これを期にayane(全角)と改名しました。(小さな改名。w)

 書籍化にあたり、著者名を日本語名に変更することも考えましたが、諸事情によりayaneで出版の運びとなりました。

( ̄△ ̄)「問題ない」


 他にも半角英字は横書きとなるので、書籍では【Side】【NGword】等のアルファベットも全て全角英字に修正しました。

(Web版は横書きなので、原作のまま公開しています。)


 私の欠点は文章力のなさですが(致命的)、担当者さんは「ストレスなく読めました」と仰って下さいました。

 ……そういえば、他社の担当者さんも私の拙い作品を、皆さん「読みやすい」と仰って下さいました。文章力のなさも時として利点になるのかもしれません。(これは言い訳です。スルーして下さい。苦笑)


 私は作品が書籍化される工程の中で、原稿を推敲&改稿している時間が最も好きで、赤文字だらけの原稿(ゲラ)も苦にはならず、充実感が得られる時間でした。


 その貴重な時間の中で、たくさんのことを編集者さんと校正さんに学ばせていただきました。改めて、感謝申し上げます。

 

 ***


 作品のカバーイラストは、な、なんと!弓槻みあ先生!

 弓槻先生のイラストは、他所で拝見したことがあり、一気にテンションが上がりました。


 初めてラフ画を拝見した時、イケメン只野先生に思わずウットリ、一目惚れ。

 作中のまひるは地味子ですが、イラストはとてもチャーミングに描いていただき、とても嬉しかったです。二人とも思い描いていたイメージにピッタリでした。


 書籍には書き下ろしの短編『エピローグは蜜より甘く』32頁も収録しています。

 横書きの作品が、縦書きになると印象がどう変わるのか、是非、手に取っていただけたら嬉しいです。


 ***


 この作品はカクヨム初投稿作品です。

 1頁の文字数も他のユーザー様と比較すると、びっくりするくらい少なくて、カクヨム流の書き方と他所の書き方との違いに、当初は「場違いなところに投稿してしまった……」と、焦りました。

 そんな時に、小説機能もロクに使いこなせなかったカクヨム初心者マークの私に、温かい言葉を掛けて下さったユーザー様。

 作品にたくさんのコメントやレビュー★を下さった読者様。温かいコメントやお星様のひとつひとつに、とても励まされました。


 私と同じように書き方で悩まれている方。ゲラでは行間は詰まりますし、1頁の行数も編集部で決められた行数になるので、Web版は自由に執筆されても大丈夫だと思います。

( ̄△ ̄)「問題ない」


 私自身、まだまだ修行中の身ではありますが、只野先生、まひるともども、今後とも宜しくお願い申し上げます。


 ――感謝を込めて。


「ありがとうございました」




    2017.11 .13 ayane



Σ(゚□゚;)「1頁をこんなに長く書いたのは初めてです」

( ̄△ ̄)「問題ない」


※追記、書籍の試し読みも始まるよ。

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