合気の双子

　大東流合気柔術武田惣角がモデル。最近の調査で合気の創始者である証拠が判明、有名作家、合気武道家、歴史研究家、マスコミにも評価されています。
　主人公勇平の妹おはるは７歳で失明し、妹を守ろうとして武術家の才能が磨かれる。隣の藩士から武芸十八般を教わり、落馬事故、焼き串投げの老婆、追いはぎ退治の体験をする。正義感から追いはぎの工事人夫と格闘して瀕死の重傷を負った。隣村の易者に怪我の後遺症治療を受け、合気の原理を教えられる。
　妹は温泉の按摩になり縁談が持ち込まれる。勇平は剣術の指導者になり、警察の剣術・柔術師範と対戦して勝つ。
　少年・ヤングアダルト向けの兄妹愛小説として書きました。大人向けの歴史小説「合気の武田惣角」は、日本点字図書館のＣＤ図書として製作中です。