中学時代の思い出が宝石のように――

蒼ちゃんが良い子すぎて泣きそうになります。
夜に読んでいると、不意に飯テロくらいます。

海を渡る蝶のようにまだ見ぬ地を目指して羽ばたく若者たちに贈るエールであるとともに、失恋に伴う黒歴史をまざまざと思い起こさせる、希望と反希望(質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子 の電荷などが全く逆の性質を持つ幻想)の混ざりぐあいがああああああ……

そんなストレートと変化球の入り混じった一年間をゆっくりとしたモーションで、しかし気がつけばあっという間にミットにおさまっているような、そんな切れ味の国語教師が突然忍び寄る。

みなさんの中学時代の思い出はどうでしたか? 私はスーパーブラックオニキスでした。

その他のおすすめレビュー

叶良辰さんの他のおすすめレビュー1,486