美しい「人々」の物語

卯吉と茅、初と伊兵衛。2組の男女が登場しますが、互いのことを想いあう姿が素晴らしい。とにかく、人情というものがはっきり描かれた話のように感じました。

初の場合は蛇になっていましたがそれでも、愛する者を殺された恨み、ずっと待っていてもらえたことに対する喜びは確かに、人間の心を持ち続けていたんだということを感じました。

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