戦争に行く兵士の側から見た戦争のお話。『侵略者』として周囲から悪役に見られてしまうけれど、元々は人を痛めつけたいわけじゃない。ごく普通の、家族だっている人間。それが死ぬのを期待されるようになってしまうことに感じさせられました。「どうして人を殺すのか」という問いが何度か出てきますが、その答えになりうるアイテムが出てきますが、その正体を自分なりに想像すると面白いと思います。