これまでの歴史から見ても、似たようなことはしばしばあった。宗教の弾圧、劣性遺伝の排除。国が進める制度は本当に僕たちに有益なのか? 正しいのか? 見極めなければならない。でないと、本当にこんな職業が出来てしまうかも?
障害者に対する「保護」が執行されるようになった社会を描いた短編小説。誰かを、何かを排除することで、いつ、自分がその「誰か」や「何か」の側に回るかもしれない。昨今の情勢を、うまく掬い取って表現した、社会派短編小説でした。おもしろかったです!
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