きっと、心に響く何かがある

「人がもっとも怖がることは自分が死ぬことだ」
とはよく言うが、本当にそうなのだろうか。
僕はこの小説を読んでいる間、そんな素朴な疑問が頭の中から消えなかった。
今、あなたの前であなたの親友が死んだとしてみよう。そうしてら、あなたはきっと、すべてを自分のせいにしていつまでもその瞬間のことを考え続けるのではないでしょうか?当然それが親友じゃなくても、ほんの一瞬でも話したことのある人間や全くあったこともない人間でもです。
それって、怖いことではないでしょうか?。
少なくとも僕は絶対に嫌です。だって、死んでいしまえばなにも考えられなくなって何も見えなくなるから、そのあとは2度と恐怖を味わうことがないのだから・・・。
この小説を読み終わった後、僕は自分の疑問に対してそんな結果を導き出しました。それだけ、深く考えさせられる話なんです。
みなさん、本当に読んでみてください。
そうすれば、いろいろな考え方が変わってくるかもしれません。

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