ジャングルの王者バーサン

作者 枕目

476

191人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

月並みですが昔観た飯田譲治のナイトヘッドがロバート・ロドリゲスのフロム・ダスク~展開になっての然るべきハッピーエンド、自然にcomplexしてて流れが素敵です。愉しい作品です。喉越し爽やかで、ほっこりした血生臭さが後に尾をひきません。
自然体な発想なのが感じられますね。無理して山場を作ってない話が好きな方には特にお薦めです。

Good!

 これで終わるのかw ひどすぎるだろw
 オチをつけようよw
 でも、昔、火浦功とか岬兄悟とかが書いてたSF短編は、わりとこんな感じだった、と思う。そして私は、「いいのかよw」と思いながらも楽しんでいたのだ。
 今のSFが失ってしまった何かがあると思う(遠くを見ながら)
 

★★★ Excellent!!!

ある意味ではタイトルが全てを物語っているような作品かもしれませんが、その内容はさらに強烈極まりないものかもしれません。

文字通り野生の血が覚醒してしまったバーサンによる、人間社会の都合など一切気にせず大暴れするやりたい放題ぶり。
高齢化社会への皮肉にも風刺にも、また人間が持つ野生の心の凄まじさへの感銘も、そしてバーサンのカリスマぶりにも、とにかく様々な思いが心の中を渦巻く事になるであろう、短い文章の中に途轍も無いパワーを秘めたとんでもない作品です。

★★ Very Good!!

何よりもまず、タイトルがいいですね。作品のモチーフを一言で言い表すセンスに脱帽しました。おばあちゃんがサファリパークで野生化する、という結果を冒頭で見せた後でそのプロセスを描写する手法もうまいと思いました。
ただ残念なのは、冒頭に出てくる黒曜石だの剣だのというフレーズに目新しさがないこと。ファンタジーゲームの引用なのかもしれませんが、そこはやはり一瞬で頭に残って忘れられなくなるような、オリジナルのアイテムを出すべきだとおもいます。

★★★ Excellent!!!

おばあさんのめまぐるしい疾走に思わず一気に読んでしまいました。
読みやすい文面もさながら、その勢いに怒涛の展開。
老人を邪険にする現実を面白く皮肉っている素晴らしい作品です。
妙にリアルで、けれど最期にはとんでもない日本への逆襲が待っている。
応援してしまう、というより私はホロリとしてしまいました。
この世を支えてきた先輩たちをないがしろにしてしまえば
もしかしたらこんな現実が来てしまうかもしれませんね。
欲を言えば、ぜひ続編を読んでみたいです・・・

★★ Very Good!!

まさか温泉にそんな効能があるとは……私達もそのうちジャングルの王者ジーサンバーサンになるんでしょうか……嫌だなそんな未来地獄絵図w

最初のほうは予想ができましたが後半になるつれてだんだん予想外過ぎて笑いました。

たまにはいいですねこういうワケわからん展開の小説(もちろん良い意味です!)

★★ Very Good!!

非常にシュールかつライトな読み味の作品でした。
大抵この手のシュールな作品は若干の飲み下しにくさを感じるものですが、この作品はそういった不快感は少なく心地よく異常な世界へと誘ってくれました。
しかし終盤へ進むにつれ説明が増していき、異常な世界から急速に引き戻されます。
そして、それはオチで最高潮に達してしまうため私としては星二つの評価とさせていただきました。

★★★ Excellent!!!

ここまで来たら笑うしかない。その一言に尽きますwww
おばあちゃんをここまで駆り立てたのは何なのかは謎のままですが、多分彼女には王者に相応しい何かがあったのは確かですね。
このまま日本はどうなってしまうのかが気になりますが、取り敢えずおばあちゃん頑張れとしか言い様がありません(笑)

★★★ Excellent!!!

冒頭のやれやれから、随所に片鱗がみられるが、最後のおばあちゃんの「~つもりになってるもの」の畳みかけのセリフでは、もはや確信に至るほどのオマージュを感じた。
決して劣化していないからパクリではなく、むしろ限りなくオリジナルだけど、そこはかとなく匂わせるから、まさにリスペクトでありオマージュ。
初期の春樹の短編よろしく、意味不明でダイナミックな筋書きとメタファーに恐ろしい程の才能を感じる。
今まで見つけた全作品の中で、圧倒的に好み。本当に面白かった。凄い。

★★★ Excellent!!!

この発想はどこから出てきたのか、作者の脳味噌の中身を覗いてみたい。もっとも覗いてみたところで何もわかるまい。気持ち悪いだけだろう(-_-)
サファリパークで「うちのお婆ちゃんが失踪」、そこからの怒濤の展開。サバイバルを生き抜き、野生動物ともとに自然を守るのだ……まるでナウシカではないか(>_<) ラストは、ただただ圧巻! 素晴らしい。

★★★ Excellent!!!

最初の一行で大爆笑したのも束の間、だんだんそれが黒いモノに浸食されていくのを感じた。
そのまま文字通り読んでしまうと、爆笑の後に「あ~楽しかった」で終われるストーリーだが、深読みしてしまうと果てしなく深読みできてしまうところが恐ろしい。
これは現代文明に対する挑戦状としか思えない。

★★★ Excellent!!!

暴走するおばあちゃんを、思わず応援してしまう登場人物たち。

平穏に老いて死ぬことこそ望み、と大抵の人は考えるだろうけれど、
一方で「まだ、戦える」「戦える存在でありたい」とも、
誰もが考えているはず。

などと後で考えましたが、読んでるあいだは爆笑してました。