月並みですが昔観た飯田譲治のナイトヘッドがロバート・ロドリゲスのフロム・ダスク~展開になっての然るべきハッピーエンド、自然にcomplexしてて流れが素敵です。愉しい作品です。喉越し爽やかで、ほっこりした血生臭さが後に尾をひきません。自然体な発想なのが感じられますね。無理して山場を作ってない話が好きな方には特にお薦めです。
これで終わるのかw ひどすぎるだろw オチをつけようよw でも、昔、火浦功とか岬兄悟とかが書いてたSF短編は、わりとこんな感じだった、と思う。そして私は、「いいのかよw」と思いながらも楽しんでいたのだ。 今のSFが失ってしまった何かがあると思う(遠くを見ながら)
ある意味ではタイトルが全てを物語っているような作品かもしれませんが、その内容はさらに強烈極まりないものかもしれません。文字通り野生の血が覚醒してしまったバーサンによる、人間社会の都合など一切気にせず大暴れするやりたい放題ぶり。高齢化社会への皮肉にも風刺にも、また人間が持つ野生の心の凄まじさへの感銘も、そしてバーサンのカリスマぶりにも、とにかく様々な思いが心の中を渦巻く事になるであろう、短い文章の中に途轍も無いパワーを秘めたとんでもない作品です。
とにかくすごいと思って読んでしまいました。社会的な風刺作品とも読めるのです。圧倒されました。こんな着眼点とか発想とかで書かれたら、もう本当に『応援するしかあるまい』なんです。これは読んだ人にしか分からない感覚かもしれません。とにかく読んでみてほしいです。
真面目なレビューを残すことが恥ずかしくなるようなおバカコメディですが、実際、ここまで力まず滑らかにボケ倒すのはかなりの感性と筆力が必要です。「応援するしかあるまい」じゃねえよ!
もう、応援するしかあるまい・・
アメリカンコメディ特有の強引さのあるギャグが大好きな人なら、まず間違いなく好きになるでしょう。とにかくタイトルの通りで、強引なギャグシーンがてんこ盛りの本作です。非常に楽しい逸品なので、是非どうぞ!!
ただただ、バーサンが強く、笑いました。作品の内容としてはダークファンタジーな感じですが、シリアスに笑いを誘っている作品で面白かったです。
名は体を表すというかまんまな話なのでもう凄いですねこれ
腹筋返せ、チクショウ(笑)
何よりもまず、タイトルがいいですね。作品のモチーフを一言で言い表すセンスに脱帽しました。おばあちゃんがサファリパークで野生化する、という結果を冒頭で見せた後でそのプロセスを描写する手法もうまいと思いました。ただ残念なのは、冒頭に出てくる黒曜石だの剣だのというフレーズに目新しさがないこと。ファンタジーゲームの引用なのかもしれませんが、そこはやはり一瞬で頭に残って忘れられなくなるような、オリジナルのアイテムを出すべきだとおもいます。
タイトルに激惹かれ読んでしまった。不覚にも笑ってしまったので、もうこの小説を応援するしかあるまい。他になにができる? そうだ。がんばれ。おばあちゃん
すごい面白く引き込まれた。ただその中に現代への風刺もあるような気がする。サファリに適応する人おばあちゃんの潜在能力ってすごいね。
文明によって、押しのけてきた死の恐怖、自然の脅威。それが思わぬ形で人間に立ちはだかる。
出落ちとも言えるようなタイトル。それなのに、その描写は瞼の裏に情景がありありと浮かんでくるほどに濃密で、なんというか……なんともいえない。特に最後の台詞が、作品の後味を残している。このような文章を書けるよう見習いたい。
言葉いらない、読めばわかる。タイトル通りで、タイトル以上。目に留まったなら、それはきっともう、期待以上の面白さを得られる作品。短く綺麗に纏まってるけど、続編の妄想が止まらない。
一気に読んでしまいました。私もこのような老後を送りたいです。羨望。
まさか温泉にそんな効能があるとは……私達もそのうちジャングルの王者ジーサンバーサンになるんでしょうか……嫌だなそんな未来地獄絵図w最初のほうは予想ができましたが後半になるつれてだんだん予想外過ぎて笑いました。たまにはいいですねこういうワケわからん展開の小説(もちろん良い意味です!)
非常にシュールかつライトな読み味の作品でした。大抵この手のシュールな作品は若干の飲み下しにくさを感じるものですが、この作品はそういった不快感は少なく心地よく異常な世界へと誘ってくれました。しかし終盤へ進むにつれ説明が増していき、異常な世界から急速に引き戻されます。そして、それはオチで最高潮に達してしまうため私としては星二つの評価とさせていただきました。