忘れてもまたつながってほしい。せつなせや悲しさを含んだこの作品の終焉が文学的なのだろう。でも私はまた彼女がどこかで知らない誰かに名前を呼ばれるのを待っている。
星々140字小説コンテスト 2020年8月 佳作 2020年10月 二席 2021年4月 佳作 2021年6月 佳作 2021年11月 書籍『星々──生きるよ…
泣けます。泣いてしまいます。たとえ自分のことを失わせてでも、生きていてほしいから。自分の存在をなかったことにしてでも、存在しつづけてほしいから。その力は、呪われているほどに幸い。だ…続きを読む
まだ若いふたりには、思わずこれからを期待したくなりました。それは…ナシなのかなあ…。瑞々しくて儚くて、透明な悲しみを湛えた美しい作品です。
読みやすい文体で、明るいストーリーになるかと思いきや、男性サイドの切ない想いに終わったのが意外でした。他人の小説を読むのが苦手な僕ですが、なぜかこの小説はすらすら読めました。リーダビリティーに優れ…続きを読む
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