後書き 雑記のススメ
さてさて、ここまでお付き合いいただいた方、本当にありがとうございます。
もっと続けることもできるのですが、書きたいネタができましたし、ちょうど一か月分の投稿にもなりましたので、キリの良いところで切り上げたいと思います。
また近いことをするとすれば、この作品に続ける形式ではなくて、別の小説扱いとして掲載することとなるでしょう。
この雑記エッセイをやってみて、後々に生かせそうなことを挙げてみます。
①日常の気付きの覚え書きには適している
普段何気なく過ごしていると、「おっ」と思っても単にそれだけで忘れてしまうんですよね。こうして記事の形にすれば、覚えておくことができそうで、後々ネタに使えそうだなーと思いました。
ですが、不定期更新だと読者さんも付き合いづらいと思いますので、ある程度ストックが溜まってから、毎日掲載した方が見やすいのかなと思います。
普段過ごす中でのネタ探しに良い試みかなと思いました。旅日記とかにも向いていそうです。
②結末の見えていない考察のメモに向いている
このエッセイで言えば、具体的には恋愛特集なんかがこれに該当するでしょう。自分の中で整理しきれていない題材についてまとめるときに、この形式の連載は役立ちそうだと思いました。
応用すれば、取材日記や調査日記にも適しています。何か新しい題材の小説を書くときには、どうしてもある程度調べますよね。その下調べの考察やメモに、こういった形式で連載すれば、まとまった形で、そして公開するという緊張感を保ちつつ、自分の考えをまとめることができそうです。
③持論が既に固まっている題材には向かない
このエッセイで言えば、具体的には創作特集なんかがこれに該当するでしょう。既に概論を自分の中で固めているのであれば、しっかり装丁を整えて、専門記事エッセイとして仕上げた方が、後から見た人も親しみやすく、活用しやすいと思います。
創作パートについては、私個人に関する記述を省いた上で、記事を加筆修正して、分冊しようかと思っています。その方が創作に悩む方々の助けになるかと思いますので、有効活用したいなと思っています。
所感は以上です。
あくまで自分の思考整理のために始めた雑記だったのですが、読んで★をくれる方もいて、とてもありがたく思っています。
おかげ様で充実した形で連載できたと思っていますし、良い整理ができたと思っています。
とはいえ、これは最初から通過点として綴った雑記でございます。次の創作に繋げるための準備運動だったのです。約7万5千字もある1か月に渡る大掛かりな準備運動だけどな!
私に期待をかけてくれている方もいらっしゃるようなので、楽しめる新作をお届けしたいと思います。
とりあえず次は軽めに楽しめる中編を書きます。お楽しみに。
長編はまだ未定ですが、構想していきたいですなー。中編を仕上げながら、そちらも計画していきたいと思います。
それでは今期の雑記を閉じます。一区切りまで私の言葉にお付き合いいただき、ありがとうございました。
日刊 物書き心が動かされた言葉(H280615~H280715) 村瀬カヲル @etranger4
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