というわけで、昨日をもちまして当連載を完結しました。
読んだ方は分かるかと思うのですが、まだ続きを書こうとすれば書ける段階での終了となっています。もっと連載を続けようかとも迷っていたのですが、主人公の内面について一定の区切りが着いたのでここで完結としました。文章量的にもちょうどほぼ1巻分で閉じる形となっています。
万一当作品が脚光を浴びたのなら続きを書くことも吝かではないのですが、当作品についてこれ以上PVや評価を伸ばすことは困難であると判断したため、作品を閉じることとしました。
フォロワー等の読者の方々はこれまでご愛読ありがとうございました。欠かさずにハートで応援して下さった方もいて大変励みになりました。また、このような半ば打ち切りとも取れる形での終わりとなり申し訳なく思っています。
当連載を通じて様々なことを勉強させていただきました。
作品の連載をしながら、全国のスラムの様子を画像検索したり、レンガ造りの歴史を勉強したり、ハチミツはなぜ甘いかを調べたり、氷の硬さと温度の関係を学んだり等、やはり異世界小説は生活に根差すもので地球と限りなく近い世界観で営むものなので様々な雑学を勉強したりもしました。
ですがそれ以上に勉強になったのは、自分自身の執筆の得手不得手、そして限界です。より具体的に言えば、自分自身が連載を通じて自然と構想・描写できること、逆に自分が気の向くままに書いていくと(商業レベルの作品と比較して)疎かになりがちな部分が改めて分かったと思います。
当連載の経験を活かしながら、次の連載に向けて構想を練っていきたいと思います。