どうしてもその引っ掛かりを言語化できない。うあー・・・うあー・・・と唸りながら読むしかないのだ。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
動物解放論、というのがある。著名な倫理学者ピーター・シンガーによれば、あらゆる苦痛は取り去らわれなければならない。そして動物にも苦痛を感じる能力がある。だから、あらゆる動物は苦痛から開放されなけれ…続きを読む
近年研究が進められている「培養肉」を題材としたこの短編の中には、短い文の中に、「ハーモニー」や「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などを想起させる、ディストピア的な不穏な世界観が垣間見え、非常に興…続きを読む
誰もある意味ではきっと間違ってないのだけれど、誰もかれもがなにか間違っている。じわじわと心に忍び寄るSF作品には、どこかで、必ずそんな感想を抱きます。もちろん、この小説も。作中、動物を飼っている…続きを読む
将来、実際に起こりえるようなテーマですね。現在家畜として食べられるために生みだされている生き物たち。確かに人間本位だし残酷な行為なんだと思います。殺して、食べる。でも、だからこそ、命に対して鈍感…続きを読む
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