格調高い調香師のファンタジー王宮譚

“聖紋”を話の主軸に、調香師の女性を主人公に据えた趣のあるファンタジー。
文は読みやすく平易ですが、格調の高さも垣間見え、王宮の凛とした雰囲気をよく伝えています。
展開は少し駆け足ですが、その分、一気に読ませてくれる王道の掌編でした。

その他のおすすめレビュー

高羽慧さんの他のおすすめレビュー332