麗らかな日。美味しそうな朝ご飯。柔らかく過ぎる情景。丁寧な、吹き抜ける風さえも感じさせる描写を重ねるからこその深さと結末を是非味わって欲しい。そして、もう一度最初から、読んでみて欲しい。
最近はもっぱら即興書き。長いものには体力が足りない。 SF好きの設定厨。といいつつ、ファンタジー寄りも少なくない。 機械仕掛けのシニカル・ノベル 是非、お…
絵本のような朗らかな展開から始まり、徐々にSF的な世界観が明かされ、そこからのどんでん返しがすごかったです。まるで救いようがないように見えるけど、当事者視点で見ると決して「不幸」なだけではないのかな…続きを読む
フレンチトーストやカフェオレを丁寧に作る「僕」の様子が牧歌的に描かれ、彼が愛されていることがわかった上でのあのラスト。それまで「僕」の見えていた世界が変わっていきます。ぜひ、最後まで読んでみてそれ…続きを読む
余りにも微細な描写がスゴイ。というのも、読み直せばコレらは単なる情景描写ではなく、BOYのパーソナリティ――その示唆も兼ねられている事に、かなり後になってから気付きました。微細というより精密と言…続きを読む
作品に流れる雰囲気が不思議な感覚を覚えさせ、そして読み進めるうちに次第に寂しさが募ってくる。読み終わったときは、寂しさのなかにも爽やかな風が通った感じ。いっとき、生きているということはどういう状態…続きを読む
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