オムライス・ピカソ ~風子とパパの日常1~

作者 新樫 樹

145

60人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

結婚した事もなければ子どもを産んだ事もないですが、保育士をした経験から言わせてもらえれば、子ども全員が「ふつう」で「個性的」だという事。

でもその「ふつう」というのは線引きが難しく、それぞれの価値観にも左右されますよね。

このお話は普通とかそうじゃないとかは関係なく、とっても温かい家族の物語だと思いました。

心がスッとなれるお話です!

★★★ Excellent!!!

凄く暖かくて、優しくて。心がポカポカしちゃいました。
個人的な話を失礼ながらしちゃうと、レビュー頂いたので覗きに来たという経緯で読ませて頂きました。
で、めちゃくちゃいい話で、感動しました。
こんないい話が埋もれてしまうんだったらカクヨムってなんなんだよ!
って思って、このいい話を広めようと思ってレビューを書こうと思ったのです。
でも、既に絶賛の嵐でした笑
良かった。ちゃんとみんないい作品は見てくれるんですね。
逆に励まされました!

★★ Very Good!!

自分がどんどん嫌になる、と正直に言える相手がいること。
自分自身でも考えもしなかった人生の選択ができること。

他の子と違うこと、が実は家族を幸せに導く一歩なのかもしれない。

オムライスにスプーンを入れた時、中身がチキンライスじゃなくったっていいじゃないか。
その分、卵の上に描いたケチャップがカバーしてくれるから。

そんなことを教えてくれる、あたたかいお話です。

★★★ Excellent!!!

「でも」と言いたくなる不要な執着をふっと手放せる魔法の呪文「まぁいいか」
みんなと同じようにできない子供を育てる大変さ、つらさを滲ませながら、それでも決して訴えかけるような文章ではなく、むしろ穏やかな筆致で紡がれる物語。
だからこそ読後、この家族に幸せな未来が訪れてほしいと思えた。

★★★ Excellent!!!

面白かったです。

風子という不器用な子供と、その子に愛情を注ぐ父。
この作品のいいところは、風子の将来に期待が持てる所だと思いました。

「もしかしたら、風子は一芸に秀でている子なのかもしれない」

そんな考えを持たせてくれるこの作品に感動しました。
いい作品をありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

作者様は決して読者を泣かそうなんて思って書いていないと思うのですが、
普通にウルウルウルウル涙腺刺激されます、それは心苦しい事実を知ってるからかもしれません。
オムライス・ピカソ! 電子レンジフルでオムライス! オムライス・パパ! 素敵な作品です。
前半の風景描写にもやられました!

★★ Very Good!!

5歳の風子ちゃんとパパ。

何げない生活のひとコマから、
ふたりの心情が浮かび上がってきます。
「愛」とか「幸せ」という言葉を使わず、
でも親子は何の疑いもなく愛し合い、
幸せな毎日を過ごしています。

風子ちゃん、オムライスおいしかったかな?
彼女には、今日よりいい明日が来るでしょう。

★★★ Excellent!!!

静かで優しい筆に誘われて読み進めると、うわ、やられた~。
途中からもう、ハンカチなんかじゃ足りません。
特に子育て経験者には堪らない、その状況にその言葉。
こんなに素晴らしい旦那様に恵まれた奥様が羨ましいと思う方々は後を絶たないでしょう。
でもそれ以上に、お嬢ちゃんの愛らしく純真な言葉や仕草に、全部持っていかれてしまいます。
ほぼ子育てが終わりかけている今だから余計に、涙がとまらないのかもしれない。あの時、もっと優しくしてあげてたら、あんなに怒らないで受け止めてあげていられたら、と後悔は尽きません。
それでも、いまだからそう思えるのであって、当時はそんな心の余裕も時間の猶予もなかった、と心宥めるしかないのです。
久々にオムライスを作ってみたくなりました。
カクヨムに参加して、こんなにも素敵な作品を送りだして下さって、有難うございました。
心からの感謝を込めて。

★★ Very Good!!

 「万人とは異なる所があっても許容しよう、共に生きよう」というお題目を唱えるのは簡単ですが、実際に実行するとなると個人の価値観が抉られて、うまくいかないのが世の常です。
 
 ここのところ「発達障害」という言葉が注目を集めています。これは法改正や診断基準の変更に伴う一連の流れの中での盛り上がりにすぎず、文明が生まれてから幾星霜、そのような人たちは一定数存在してきました。そして、この物語にあるような夫婦が、親子が、いつの時代もいたのです。
 
 物語に登場する夫婦には、これから先、さらなる苦労がまっているでしょう。本人にも、言わずもがな。そのような未来が容易に想像できる設定のなかで、幸せな一瞬を切り取った文章です。そして何より、タイトルが素晴らしかったです。