これは凄い…とても良質なSFです。このレビューで出てくるゲームは存在しない。なのに、あたかもそれは存在して、歴史の中の一部のように感じられる。読んでいてとても不思議な気持ちになった。
架空の書評というとボルヘスの短編やスタニスワフ・レム『完全な真空』辺りが思い浮かびますが、架空のゲームレビューとは……まずは設定の勝利。かつて伊集院光のラジオ内に「3点ゲーム」という架空のクソゲー…続きを読む
最初見たときは本当にあるものかのように思ってしまった。設定もリアルで吸い込まれそう。少し残念なのはストーリーではないのでキャラクターがおらず語りのみ。でもそれすら大丈夫に思えるぐらいの描写力です。
世の中にはクソゲー、と呼ばれるものがある。その基準は人によって様々だから、明確な定義付けを行うことは出来ない。さる名作をクソゲー呼ばわりするユーザーもいれば、プレイした大多数がクソゲーと呼ぶゲーム…続きを読む
面白い。自分がゲーム大好きだからなのかもしれないが、とにかく面白い。文章力、アイデア、知識など、下手したらカクヨムで最も良い作品かもしれない。少なくとも私はそう思っている。
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