潮風が薫る詩的な描写で描かれておりました。ギャングスタラップ?登場人物の名前もそうですが、音楽的にも小説的にも共感するものがありました。非常に繊細な小説です。オススメです。
大阪府堺市出身。 ライトノベルは買った事がない。 むしろ純文学が好きだけど、特に好きな作家はいない。文学は新しく生み出すものだと思っている。 カート・コバーン…
話というよりも表現が水のように滑らか!これがホントに文章が上手いというのだと改めて思いました。
サーフィンを通して、若い男女が惹かれ合いながら、遠距離恋愛をなんとか乗り切っていく(あっ、シャレではありません)、ラブストーリーです。若い二人を見守る周囲の人々も、とても丁寧に描かれており、共感…続きを読む
愛夏さんの作品は、私にとって心地いい。不幸せというか、過去に傷をもつ人が少し前を向く瞬間でスーッと閉じられる物語。特別なことは何もなく、変化する一瞬を切り取るようにシャッターを押す。ファインダ…続きを読む
僅か8話2万文字強の中で繰り広げられる青い時の痛み、ひりひりと焼け付くように、それは既に完全に塞がっていた筈の、自身の若き日のかさぶたを剥がし続ける。読んでいてこんなにも痛く辛かったのは初めてだ。 …続きを読む
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