アクションシーンの幅を広げてくださる名著

武術の造詣のある作者様が武術を描写する時のコツを伝授してくださるエッセイです。
アクションシーンは、単調になりがちだったり、リアリティがなかったり、そもそも何を書いたらいいのか分からなかったり……と悩み多き場面ですが、強い戦士を書こうと思ったら避けて通れませんよね。
そこを助けてくださるのがこちら。
徒手空拳から始まって剣や槍の使い方まで説明してくださっています。
なるほど物理学の世界です。
間合いの取り方や攻撃線など、説明がたくみなのでパッとイメージできますが、言われなかったらきっと分からなかったこと、たくさんあります。
こちらの作品を読み返しつつ、私もアクション映画を見ようと思います。

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