第4話 カクヨムのPVを増やす方法!?
皆様は「ゆっくり」という存在をご存知でしょうか。
一言で言えば「機械音声」であり、詳しくいうと「AquesTalkという音源を棒読みちゃん・softalk・ゆっくりMovieMaker等のソフトで喋らせる」という形になります。
結論からいうと「カクヨムに載せた自作小説のゆっくり朗読動画を作ってニコニコ動画に上げよう!」ということです。
これは更新中の小説を動画化しつつ、1話先の話をカクヨムに載せてURLを動画説明文に貼っておくことで、ニコニコ動画からカクヨムに視聴層を取り込むという単純明快な方法を提案します。
他には完結済みの自作小説を動画化して、動画説明文にカクヨムのURLを貼ることで続きの気になった視聴者を取り込むのも良いですね。
では「ゆっくり朗読動画にすることで、どれだけ多くの方々に見て貰えるか」についてを数値で説明していきます。
――ゆっくり動画は多くの視聴者に見てもらいやすい――
ニコニコランキングメーカーから抽出して、各タグの平均値・中央値を求めて比較しました。中央値とは、上位50%の値で全10位なら5位の数値という、いわゆる「人並みの値」と言われるものです
ゆっくり朗読が「ゆっくり(AquesTalk)を使用した機械音声朗読動画」であり、朗読してみたが「人の声で朗読した動画」です。
こちらの2つを比較してみましょう。
ゆっくり朗読(全3401件)
平均値 再生数:4,571 コメント数:117 マイリスト数:34
中央値 再生数:1,691 コメント数:17 マイリスト数:4
朗読してみた(全3213件)
平均値 再生数:4,305 コメント数:113 マイリスト数:40
中央値 再生数:717 コメント数:10 マイリスト数:3
特に見て頂きたいのは「中央値の再生数・コメント数」です。
平均値は上位の再生数が高ければ高い程、そちらに引っ張られます。
しかし、中央値は上下の差に影響を受けにくい結果が出ます。
恐らく、朗読してみたの再生数の平均値が高いのは、上位の動画に引っ張られているからでしょう。例のアレ関連ですね。
例のアレ関連など1部を除き、大抵のカテゴリでは「ゆっくり(機械音声)の場合は声・話し方(抑揚)が一定であり予想がしやすく、動画を再生しやすい」という特性があります。
そのため、ゆっくりに読んでもらった動画は人に見て頂きやすく、再生数・コメント数が高くなりやすい傾向があります。
肉声・生声で活動している方々をフォローしますが、決して、肉声動画のクオリティ云々の話ではなく「人間の声は1人1人違うからこそ魅力的であり、だからこそ再生するには勇気がいる」という問題がはらみます。
そのため、面白いから一気に伸びることもある反面、とてもクオリティが高く面白いのにも関わらず埋もれてしまった名作動画も多々あります。
自分の文章を見て、聴いて貰いたいはずなのに、プレイヤーや演じる人間によって左右されるのは難しい問題です。そのバラつきを防ぐには「ゆっくり動画」が一番適しています。
「それなら字幕動画じゃダメなの?」
その疑問はもっともです。
ゆっくり動画が多くの方々に視聴してもらいやすい理由は、もう1つあります。
それは「タグの豊富さ」という点です。
ニコニコ動画は、カクヨムと異なり「視聴者もタグをつけられる」という機能のため、タグによる検索性能が高く、よく使われています。
その中で、ゆっくり関連のタグは「ゆっくり朗読」以外にも「ゆっくり解説 」「ゆっくり怪談」「ゆっくり車載 」「ゆっくり旅行」「ゆっくり料理教室 」など、様々な動画に細かくつけられています。
このおかげで「旅行動画が見たい!→ゆっくり旅行」といった分かりやすい検索が出来ます。残念ながら「字幕」の場合は「字幕朗読」のようなタグはありません。
字幕で朗読動画を作ることは可能ですが、なかなか視聴者層に見つけてもらいにくいという厳しさがあります。
それ以外にも、普通に字幕動画を作るよりも文章を一括でゆっくり動画化してくれる便利なフリーソフトがあるというのが理由です。
次回は「ゆっくり動画を作るのは楽である?」について書いていきます。
「動画なんて作れる気がしないよ!」
そう思ってブラウザバックするのはまだ早い!
次回を読むまで待って下さい。
もし、待ちきれないようであれば「動画制作可:概要必読」のタグをつけてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、物好きな誰かが動画を作るかもしれません。
もっとカクヨムを面白くするためには何をすべきか ゆっくりラジオ日記@創作論・ランキング @yukuriradio
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