目には目を歯には歯を、オカルトにはオカルトを。『憑依探偵』第二弾!

キャラミス『憑依探偵』シリーズの第二弾です。
14話「特異な性格」まで拝読しました。
まず序盤の見所は、前作での事件を経て、ぐっと距離感が縮んだ悟史とレイの関係性ではないでしょうか。お約束ラブコメ感増し増しで、二人のやり取りにはついつい口元が緩んでしまうこと請け合いです。
また、前作では本格ミステリの大定番「館物」を扱った物語でしたが、悟史とレイが今作挑む事件は心霊スポットとして知られる神社が舞台。
オカルトエピソードの絡んだ殺人に、存在自体がオカルトなはずの憑依探偵が立ち向かう――
実に捻りの効いた趣向じゃありませんか! 
今後の更新に期待が高まる作品です。

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