概要
明日を境に、彼の時計は、僕らの世界と切り離される。
幹太の親友、穣は、明日旅立つ。
地球の外へ、そして宇宙のはるか先まで。
2065年、ワープなんて存在しない。軌道エレベーターは建設途中。
それでも人類は、宇宙を夢見る。
けれどそんなことは関係ない。
今、なじみのラーメン屋で、顔を合わせていること。語り合っていること。
それこそが、彼らにとって何よりも大切な時間。
地球の外へ、そして宇宙のはるか先まで。
2065年、ワープなんて存在しない。軌道エレベーターは建設途中。
それでも人類は、宇宙を夢見る。
けれどそんなことは関係ない。
今、なじみのラーメン屋で、顔を合わせていること。語り合っていること。
それこそが、彼らにとって何よりも大切な時間。