ラーメンブロガーの栄枯盛衰を熱く切り取った名短編。

 ブログをやっていて人気が上位をキープできていると、自分の地位を脅かす相手が出現しただけで恐れおののき目的と手段が逆転してしまう。
 対岸の火事のようにネット上であることが、豊富な語彙、軽妙、重厚を兼ねた描写でとても面白い短編に仕上がっています。

 唯一苦言を呈するなら、ものすごくラーメン食べたくなります、困った。